空見あって(続 うめのゆめ)

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zoom RSS 紫陽花〜『みみずくは黄昏に飛び立つ』

<<   作成日時 : 2017/06/10 23:47   >>

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今夜は暑からず寒からず、

風は匂やかで、地面からは温気が漂い
大気中にエーテルか何か、陶酔物質が溶け込んでるみたいです。

まだ明るいうちに夫と二人、
外出先で中華のファストフード食べておなかを満たし、
帰宅しても家にこもってるのがなんかもったいなくて

洗剤を買いに行くと称してひとりドラッグストアに出かけ
近所の本屋でぷらぷらして本を購入。

頃合いを見て9時少し前に家に戻ると、
長男と、婚約者のお嬢さんが訪ねてきてました。
父の日の贈り物を、夫に持ってきてくれて
私が帰るのを待っててくれたんですって。

お伽話みたいです。
高校生のように不良な母 赤面せり。

八重葎茂れる我が宿(季節は違うけど)の
庭に紫陽花の咲きたるを見て
をとめごのめでたりければ

濃き桃色の大きなるを二枝、
小ぶりのうつくしきを一枝、
もぎりてかのをとめにもたせやりぬ。

なんだかあまりにも昔の物語の一場面のようで
すこしこわいです。

『リヴァース』の深瀬君みたいな心境。

あ、それで、本屋で買ってきて読んでるのがこの本です。
『みみずくは黄昏に飛び立つ』。

『アンダーグラウンド』のインタビューの聞き書きの話が出てきて、
『アンダーグラウンド』から村上春樹をぐんぐん好きになった自分としてはうれしいです。

『騎士団長殺し』の主人公が肖像画を描くのは、
地下鉄サリンの被害者から話を聞いて文章に書くことと似ていますね。

聞いた話は そのまま文章になっているのではなく、
村上春樹の意識下ーにくぐってから言葉になっている
だから 最初の語りそのものとは違っているのにもかかわらず
語った方々は、「私が話したのはこのとおりでした」という。

たたいていない大事な音が、互いにちゃんと聞こえてるわけですね。

なんかうれしくなりました。






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